オプティマス、今期経常を46％上方修正、配当も4円増額

会社側からの【修正の理由】

当社事業の中核市場であるニュージーランドでは、前回公表(2021年2月12日)いたしました、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響からの回復がより鮮明となっており、中古自動車市場での購買意欲も引き続き高水準で推移しております。当社貿易部門では、市場の需要を着実に捉えてシェアを拡大させており、併せて関連部門の採算向上にも大いに寄与しております。また不採算事業撤退によるコスト抑制効果や従前より注力しておりますグループ各社での経営効率化策が一定の成果を上げております。そうした一連の改善の結果を踏まえ、現在までの累計業績数値と前述の様々な要因を総合的に勘案した結果、当通期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも前回予想より改善する見込みでありますことから「2021年3月期の連結業績予想」を上方修正いたします。

また配当予想につきまして、当社は従前より株主の皆様に対する安定的な利益還元と継続的な企業の成長の双方を経営の最重要課題の一つとして認識しており、コロナ禍においても、株主の皆様に対する安定的な利益還元を継続すべきと考えております。本方針のもと、2021年3月期の配当予想につきましては、中間配当14円00銭、期末配当16円00銭、合計年間配当30円00銭としておりましたが、純利益の改善に伴い、当社が従来より目標としている配当性向30%の実施が可能と見込まれることを受けて、期末配当を20円00銭とさせて頂きます。これにより1株当たりの年間配当につきましては、中間配当14円00銭と合わせ、34円00銭となる見込みです。