パソナG、上期経常を一転11%増益に上方修正・最高益更新へ
2168パソナグループ【連結】
業績修正PDF
パソナグループ <2168> が11月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益を従来予想の85億円→120億円(前年同期は108億円)に41.2%上方修正し、一転して10.6%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の200億円(前期は203億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当期の業績につきましては、第1四半期において新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化し緊急事態宣言が再発出さ...
会社側からの【修正の理由】
当期の業績につきましては、第1四半期において新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化し緊急事態宣言が再発出されたものの、企業及びパブリックセクターからのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスの需要を継続的に獲得することができました。新規人材需要は前期末から継続して回復しており、エキスパートサービス(人材派遣)及びキャリアソリューション(人材紹介、再就職支援)においても業績は順調に推移しました。また、アウトソーシングサービスでは、福利厚生事業において会員向けサービスの利用回復が後ろ倒しになったことなどから営業利益が期初計画よりも増加しました。これらの結果、第2四半期(累計)連結期間の業績予想が、前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、修正いたします。 なお、通期連結業績予想につきましては、引き続きBPOサービスの需要は堅調な状態が続いているものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大の懸念が未だに継続していることから、2021年7月15日に公表した2022年5月期の通期連結業績予想を据え置くことといたします。※上記予想は現時点で得られた情報に基づいて算定したものであり、実際の業績は様々な要因によって異なる結果となる可能性があることにご留意ください。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.06-11 | 171,000 | 8,500 | 8,500 | 3,500 | 89.4 | 0 | 2021-07-15 |
連結 |
| 新 21.06-11 | 180,000 | 12,000 | 12,000 | 4,500 | 115.0 | 0 | 2021-11-30 |
連結 |
| 修正率 | +5.3 | +41.2 | +41.2 | +28.6 | +28.6 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.06-11 | 164,906 | 10,802 | 10,854 | 4,278 | 109.4 | 0 | 2021-01-13 |
連結 |
| 予 21.06-11 | 180,000 | 12,000 | 12,000 | 4,500 | 115.0 | 0 | 2021-11-30 |
連結 |
| 前年同期比 | +9.2 | +11.1 | +10.6 | +5.2 | +5.1 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.05 | 324,984 | 10,577 | 10,236 | 594 | 15.2 | 19 | 2020-07-17 |
連結 |
| 2021.05 | 334,540 | 19,940 | 20,379 | 6,784 | 173.4 | 30 | 2021-07-15 |
連結 |
| 予 2022.05 | 350,000 | 20,000 | 20,000 | 7,500 | 191.5 | 30 | 2021-07-15 |
連結 |
| 前期比 | +4.6 | +0.3 | -1.9 | +10.6 | +10.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。