ラックランド、前期経常を一転赤字に下方修正
9612ラックランド【連結】
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ラックランド <9612> が2月10日大引け後(16:30)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常損益を従来予想の12.5億円の黒字→1.5億円の赤字(前の期は3.8億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8.3億円の黒字→5.6億円の赤字(前年同期は9.8億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、コロナ禍の中でも前向きな顧客の設備投資動向や、ワクチン接種の普及などを背景とした新型コロナウィルス...
会社側からの【修正の理由】
当社は、コロナ禍の中でも前向きな顧客の設備投資動向や、ワクチン接種の普及などを背景とした新型コロナウィルス感染症の抑制による外部環境の好転の見通しなどを踏まえて、楽観視できないまでも、前期2020年12月期の非正常を脱し、2021年12月期は徐々に正常化が進み、当社業績も強含み、2021年第3四半期時点では、計画を達成できるものと見込んでおりました。しかし、半導体不足に代表される資機材の欠品や納期遅れの影響を強く受けたことにより、予定されていた物件の工期の変更や着工延期が相次いだこと、並びに2021年10月以降、新型コロナウィルス感染症も落ち着き、飲食店が改装を断念して営業することを優先したことで、当社の飲食店改装案件が弱含みました。また、現場での混乱も見られたこともあり、上記の結果となりました。連結売上高が、2021年12月期当社連結業績予想数値と比較して減少した主な要因は、大きく分けて下記の2点となります。1 資機材の欠品、納期遅延に伴う工期遅延及び工期延長や工事の一時中断世界的な半導体不足や物流体制の混乱に起因する資機材の欠品、納期遅延が多発したことによる工事遅延及び工期延長に伴う引渡し時期あるいは着工時期の延期やコロナ禍の影響による工事の一時中断の影響により、約2,000百万円の連結売上高減少となりました。2 顧客の設備投資計画の見直しに伴う一時的な先延ばし等当社顧客の投資マインドが衰えたことはないものの、コロナ禍での消費行動や価値観の大きな変化に対応するため、顧客の一部による設備投資計画の見直しに伴う一時的な設備投資時期の先延ばし等の影響により、約4,000百万円の連結売上高減少となりました。連結売上高が減少したことを受け、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も減少しております。(業績予想に関する注意事項)上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものです。実際の業績は、様々な要因により、この予想とは大きく異なる場合があり得ることをご承知おきください。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.07-12 | 23,280 | 776 | 780 | 408 | 42.1 | 15 | 2021-07-30 |
連結 |
| 新 21.07-12 | 17,166 | -774 | -625 | -412 | -42.9 | 15 | 2022-02-10 |
連結 |
| 修正率 | -26.3 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.12 | 42,000 | 1,200 | 1,250 | 700 | 72.2 | 25 | 2021-02-19 |
連結 |
| 新 2021.12 | 35,886 | -350 | -155 | -120 | -12.5 | 25 | 2022-02-10 |
連結 |
| 修正率 | -14.6 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.07-12 | 17,610 | -983 | -899 | -727 | -87.2 | 15 | 2021-02-19 |
連結 |
| 予 21.07-12 | 17,166 | -774 | -625 | -412 | -42.9 | 15 | 2022-02-10 |
連結 |
| 前年同期比 | -2.5 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.12 | 40,266 | 1,101 | 1,036 | 918 | 111.8 | 25 | 2020-02-14 |
連結 |
| 2020.12 | 37,253 | -406 | -299 | -447 | -53.6 | 25 | 2021-02-19 |
連結 |
| 予 2021.12 | 35,886 | -350 | -155 | -120 | -12.5 | 25 | 2022-02-10 |
連結 |
| 前期比 | -3.7 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。