セレンHD、前期経常を28%下方修正
7318セレンディップ・ホールディングス【連結】
業績修正PDF
セレンディップ・ホールディングス <7318> [東証G] が4月18日大引け後(17:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の2.4億円→1.7億円(前の期は4.1億円)に28.1%下方修正し、減益率が40.3%減→57.1%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1.7億円→1.9億円(前の期は3.9億円)に13.7%上方修正し、減益率が56.0%減→50.0%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→1.7億円に28.8%減額した計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、2021年6月24日に公表した業績予想ではコロナ禍の影響から回復し、通常の経済活動に...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、2021年6月24日に公表した業績予想ではコロナ禍の影響から回復し、通常の経済活動に復することを前提としておりました。しかしながら、モノづくり事業において、新型コロナウイルス感染症に伴う部品供給不足の影響による自動車メーカーの生産計画の度重なる見直しにより減産となったこと等で、2021年6月24日に公表した業績予想では売上高は、13,885百万円(前期比8.0%増)を見込んでおりましたが、修正予想では売上高は12,996百万円(同1.1%増)となる見込です。また、インベストメント事業においては、新型コロナウイルス変異株の感染拡大によりアドバイザリー業務等の面談機会が制限された影響でスケジュール遅延が発生し、案件が翌期以降にずれ込んだことにより、2021年6月24日に公表した業績予想では売上高は、236百万円(前期比73.6%減)を見込んでおりましたが、修正予想では売上高は68百万円(同92.3%減)となる見込です。 利益につきましては、モノづくり事業において、上記の売上高減少に加えて自動車メーカーの計画外の稼働停止による固定費の負担が重く利益が減少したこと、及びプロフェッショナル・ソリューション事業において、製造現場改善コンサルティング・デジタル関連コンサルティング案件の受注が順調に進捗していることを受け、積極的に人材採用を行ったことで人件費が6百万円増加したこと、並びにインベストメント事業において、上記の売上高減少によりセグメント損失となったことにより、営業利益及び経常利益は、公表数値を下回る見込です。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、2022年3月30日にお知らせしたとおり、投資有価証券売却益を計上したため公表数値を上回る見込です。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.10-03 | 8,364 | 294 | 243 | 162 | 9.1 | 0 | 2021-11-11 |
連結 |
| 新 21.10-03 | 7,160 | 160 | 173 | 186 | 11.5 | 0 | 2022-04-18 |
連結 |
| 修正率 | -14.4 | -45.6 | -28.8 | +14.8 | +26.1 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 15,010 | 331 | 249 | 175 | 9.9 | 0 | 2021-06-24 |
連結 |
| 新 2022.03 | 13,806 | 197 | 179 | 199 | 12.3 | 0 | 2022-04-18 |
連結 |
| 修正率 | -8.0 | -40.5 | -28.1 | +13.7 | +24.9 | % |
今期の業績予想
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 15,196 | 290 | 215 | 91 | 7.4 | 0 | ー |
連結 |
| 2021.03 | 14,460 | 327 | 417 | 398 | 31.8 | 0 | 2021-06-24 |
連結 |
| 予 2022.03 | 13,806 | 197 | 179 | 199 | 12.3 | 0 | 2022-04-18 |
連結 |
| 前期比 | -4.5 | -39.8 | -57.1 | -50.0 | -61.3 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。