パンチ、今期経常を一転24%減益に下方修正
6165パンチ工業【連結】
業績修正PDF
パンチ工業 <6165> [東証P] が12月26日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の30.7億円→23億円(前期は30億円)に25.1%下方修正し、一転して23.5%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.4億円→7.7億円(前年同期は12.7億円)に49.8%減額し、一転して38.9%減益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
第2四半期連結業績の公表時は、日本事業において10月に約1万アイテムの価格改定を実施した影響度合いが検証中...
会社側からの【修正の理由】
第2四半期連結業績の公表時は、日本事業において10月に約1万アイテムの価格改定を実施した影響度合いが検証中であったこと、また上海ロックダウンが多業種に渡るお客様の生産ストップにつながり、結果的に当社の第3四半期以降の業績に影響が出つつあること、一部地域で回復の兆候も見られたこと等、多くの不確定要素を背景に、通期連結業績予想を据え置いておりました。 しかし足下の状況は、売上面では日本事業での自動車関連等の半導体不足を主要因として生産回復が遅れていること、中国事業では政府のゼロコロナ政策の緩和により、中国工場でのCOVID-19感染者数が大幅に増加しており、中国工場の稼働に大きな影響を及ぼしつつあることから、大幅な売上減少が見込まれております。 利益面では日本事業での価格改定による利益改善効果はあったものの、上記のCOVID-19感染者数の増加による中国工場の稼働への影響やお客様からの受注減少に加え、日本における協力工場からの仕入品の更なる値上げ要請や電力料金の高騰等もあり、前回公表予想に対しては未達となる見込みが高くなったことから、通期連結業績予想を修正いたします。 なお、期末配当予想については当社の財務状況等を総合的に勘案し、従来予想を据え置くことといたします。(将来に関する記述等についてのご注意) 上記予想の内容は、当社が本資料作成日現在において入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.10-03 | 22,635 | 1,563 | 1,546 | 945 | 38.7 | 6.50 | 2022-11-10 |
連結 |
| 新 22.10-03 | 21,435 | 813 | 776 | 225 | 9.2 | 6.50 | 2022-12-26 |
連結 |
| 修正率 | -5.3 | -48.0 | -49.8 | -76.2 | -76.2 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 44,300 | 3,100 | 3,070 | 1,850 | 75.7 | 13 | 2022-08-09 |
連結 |
| 新 2023.03 | 43,100 | 2,350 | 2,300 | 1,130 | 46.3 | 13 | 2022-12-26 |
連結 |
| 修正率 | -2.7 | -24.2 | -25.1 | -38.9 | -38.9 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.10-03 | 19,835 | 1,273 | 1,271 | 782 | 35.8 | 9 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 22.10-03 | 21,435 | 813 | 776 | 225 | 9.2 | 6.50 | 2022-12-26 |
連結 |
| 前年同期比 | +8.1 | -36.1 | -38.9 | -71.2 | -74.3 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 32,462 | 1,613 | 1,676 | 477 | 21.9 | 2 | 2021-05-13 |
連結 |
| 2022.03 | 39,358 | 3,041 | 3,007 | 2,040 | 93.4 | 13 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 2023.03 | 43,100 | 2,350 | 2,300 | 1,130 | 46.3 | 13 | 2022-12-26 |
連結 |
| 前期比 | +9.5 | -22.7 | -23.5 | -44.6 | -50.5 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。