京写、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も3円減額
6837京写【連結】
業績修正PDF
京写 <6837> [東証S] が3月17日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の3.6億円の黒字→5.4億円の赤字(前期は2.8億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2.8億円の黒字→6.1億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→3円(前期は5円)に大幅減額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期の業績予想については、売上高は海外での販売増や円安の為替の影響から前回予想を上回る見込みで...
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期の業績予想については、売上高は海外での販売増や円安の為替の影響から前回予想を上回る見込みです。利益面は、ベトナム工場の立ち上がりなど海外を中心に順調に推移し、実装事業も大幅に回復しましたが、国内の自動車の生産調整の影響や主材料等の価格高騰や電力料等の製造経費が増加した結果、営業利益、経常利益は前回予想を下回る見通しとなりました。 当期純利益については、特別損失を計上したことにより、損失の見通しとなりました。
当社は、成長事業への優先投資、早期収益化による投資回収と効率的な資源配分により、株主への持続的、積極的な利益還元を目指しており、方針として配当性向25%以上としております。 既存事業は前期比増収増益の見通しですが、今回の通期業績予想の修正を受け、総合的に勘案した結果、誠に遺憾ではございますが、2023年1月31日に公表しました期末配当予想を3円とさせていただく予定です。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.10-03 | 11,249 | 487 | 415 | 287 | 19.9 | 6 | 2022-10-28 |
連結 |
| 新 22.10-03 | 12,249 | 407 | 385 | -613 | -42.6 | 3 | 2023-03-17 |
連結 |
| 修正率 | +8.9 | -16.4 | -7.2 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 23,000 | 700 | 630 | 360 | 25.0 | 6 | 2022-04-28 |
連結 |
| 新 2023.03 | 24,000 | 620 | 600 | -540 | -37.5 | 3 | 2023-03-17 |
連結 |
| 修正率 | +4.3 | -11.4 | -4.8 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.10-03 | 11,151 | 228 | 235 | 162 | 11.3 | 5 | 2022-04-28 |
連結 |
| 予 22.10-03 | 12,249 | 407 | 385 | -613 | -42.6 | 3 | 2023-03-17 |
連結 |
| 前年同期比 | +9.8 | +78.5 | +63.8 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 17,334 | 98 | 159 | -135 | -9.5 | 0 | 2021-04-30 |
連結 |
| 2022.03 | 21,337 | 478 | 513 | 289 | 20.2 | 5 | 2022-04-28 |
連結 |
| 予 2023.03 | 24,000 | 620 | 600 | -540 | -37.5 | 3 | 2023-03-17 |
連結 |
| 前期比 | +12.5 | +29.7 | +17.0 | 赤転 | 赤転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。