東京通信G、今期最終を一転黒字に上方修正
7359東京通信グループ【連結】
業績修正PDF
東京通信グループ <7359> [東証G] が6月26日昼(12:00)に業績修正を発表。25年12月期の連結最終損益を従来予想の5000万円の赤字→1000万円の黒字(前期は4億1300万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
メディア事業において、前期より継続的に収益性の高いカジュアルゲームアプリ(※1)及びハイパーカジュアルゲー...
会社側からの【修正の理由】
メディア事業において、前期より継続的に収益性の高いカジュアルゲームアプリ(※1)及びハイパーカジュアルゲームアプリ(※2)に経営資源を集中させる戦略を推進しており、その成果として複数のヒットタイトルが誕生いたしました。とりわけ、国内向けハイパーカジュアルゲームアプリ「隣の席はだれ?」及びカジュアルゲームアプリ「ニッポン征服」は、App Store及びGoogle Play(無料ゲーム)ランキングで1位を獲得し、当該事業の収益拡大に大きく貢献しております。 なお、これらのヒットタイトルは、当初は成功の蓋然性が不透明であったことから前回発表予想に織り込んでおりませんでしたが、結果として当社の想定を上回る成果を挙げ、当該事業の成長を牽引しております。 その他のアプリ群につきましても、アプリ毎の収益性を重視した開発・運用に取り組んだ結果、1本当たりの収益性が向上し、業績に寄与しております。 以上の理由を主因として、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の全てが、2025年2月13日に公表した通期連結業績予想を上回る見込みとなりましたので、修正いたします。※1.カジュアルゲームアプリとは、シンプルで分かりやすいゲームプレイを重視しており、あまり複雑な操作は必要ないものとなります。隙間時間等を利用して短時間でのプレイが可能です。収益化は広告表示に加え、アプリ内課金が主流です。※2.ハイパーカジュアルゲームアプリとは、カジュアルゲームアプリと比較して、そのゲームデザインがよりシンプルなものとなります。非常にシンプルで、直感的にすぐに理解できるもので、ユーザーの年齢、性別、国籍等を問わず、誰もが遊べるデザインと操作性に特徴があります。収益化は主に広告収入となります。 なお、メディア事業におけるスマートフォンアプリの取り組みは、本修正予想についても、成功の蓋然性が不透明なものは織り込んでおりません。今後、想定を上回る成果が確認された場合には、速やかに業績予想の再度の見直しを行う可能性がございます。(注)上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2025.12 | 6,000 | 50 | 15 | -50 | -5.0 | 0 | 2025-02-13 |
連結 |
| 新 2025.12 | 6,200 | 140 | 100 | 10 | 1.0 | 0 | 2025-06-26 |
連結 |
| 修正率 | +3.3 | 2.8倍 | 6.7倍 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.01-06 | 2,771 | -211 | -88 | -158 | -15.7 | 0 | 2024-08-07 |
連結 |
| 予 25.01-06 | ー | ー | ー | ー | - | 0 | 2025-02-13 |
連結 |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023.12 | 6,219 | -134 | 357 | -204 | -20.5 | 0 | 2024-02-14 |
連結 |
| 2024.12 | 5,861 | -230 | -211 | -413 | -41.1 | 0 | 2025-02-13 |
連結 |
| 予 2025.12 | 6,200 | 140 | 100 | 10 | 1.0 | 0 | 2025-06-26 |
連結 |
| 前期比 | +5.8 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。