本日注目すべき【好決算】銘柄 エスケーエレ、コーテクHD、リソー教育 (9日大引け後 発表分)

注目
2018年10月10日 7時01分

9日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

エスケーエレ <6677> [JQ]  ★前期経常を48%上方修正・3期ぶり最高益更新へ

◆18年9月期の連結経常利益を従来予想の31億円→46億円に48.4%上方修正。増益率が86.9%増→2.8倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。中国向けに利益率の高い第10.5世代と第11世代用フォトマスクの販売が増加し、採算が大幅に改善したことが寄与。

予想PERが9.9倍→6.6倍に急低下し、割安感が強まった。

コーテクHD <3635>   ★上期経常を一転20%増益・最高益に上方修正

◆19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の54億円→83億円に53.7%上方修正。従来の21.7%減益予想から一転して20.3%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。欧米で5月に発売した任天堂との共同タイトル「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX」が好調だったうえ、9月に「真・三國無双 斬」の国内配信を始めるなど、利益率の高いロイヤリティ収入も伸長したことが寄与。有価証券売却益が想定より増えたことも上振れの要因となった。

リソー教育 <4714>   ★今期経常最高益予想を8%上乗せ

◆19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比35.0%増の9.7億円に拡大して着地。首都圏サテライト校戦略で個別指導塾「TOMAS」の校舎数が増加したことが寄与。乳幼児向け受験指導などを展開する幼児教育部門の生徒数が伸びたことも増益に大きく貢献した。

業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→27億円に8.0%上方修正。増益率が16.9%増→26.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

京進 <4735> [東証2]  ★6-8月期(1Q)経常は48%増益、自社株買いも発表

◆19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比48.4%増の4.2億円に拡大して着地。主力の学習塾事業で生徒数の増加基調が継続したことが寄与。上期計画の4.8億円に対する進捗率は87.0%に達しており、業績上振れが期待される。

併せて、発行済み株式数の6%にあたる50万株を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。

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