本日注目すべき【好決算】銘柄 丹青社、京都銀、シルバライフ (5日大引け後 発表分)
5日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
丹青社 <9743> ★前期経常を一転10%増益・最高益に上方修正、配当も1円増額
◆19年1月期の連結経常利益を従来予想の45億円→52億円に15.6%上方修正。従来の5.1%減益予想から一転して9.7%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。良好な市場環境を背景に商業その他施設事業、チェーンストア事業が堅調に推移するなか、想定していたコスト上昇リスクが顕在化せず、採算が改善したことが寄与。
業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→37円(前期は36円)に増額修正した。
京都銀 <8369> ★今期経常を56%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の287億円→447億円に55.7%上方修正。増益率が6.6%増→66.0%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。保有する任天堂 <7974> 株の一部売却に伴い、売却益が発生することが上振れの要因となる。
フジコーポ <7605> ★11-1月期(1Q)経常は20%増益で着地
◆19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比20.0%増の20.1億円に伸びて着地。全国的に降雪量が少なかったものの、昨年の大雪の影響でスタッドレスタイヤなどの販売が伸びたことが寄与。上期計画の23.6億円に対する進捗率は85.3%に達しており、業績上振れが期待される。
シルバライフ <9262> [東証M] ★上期経常を40%上方修正
◆19年7月期上期(18年8月-19年1月)の経常利益(非連結)を従来予想の3.4億円→4.8億円に40.3%上方修正。増益率が18.4%増→66.2%増に拡大する見通しとなった。売上高が計画をやや上回ったことに加え、自社工場の作業効率化や配送回数の変更による運賃上昇の抑制が奏功し、採算が改善したことも利益を押し上げた。
株探ニュース