19日の株式相場見通し=売り買い交錯、週末で方向感出にくい

市況
2020年6月19日 7時54分

19日の東京株式市場は、売り買い交錯で方向感の定まりにくい展開が想定される。前日の米国株市場ではNYダウが小幅続落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は5日続伸と上値指向を続けており、景気対策や金融緩和期待などが下値を支える展開となっている。新型コロナウイルス感染第2波への警戒感はあるものの売り圧力は限定的であり、東京市場でも下値を売り叩くような動きは想定しにくい。一方、きょうは週末で新たな手掛かり材料も乏しく、上値も重い展開が想定され日経平均は2万2000円台前半で強弱感が対立しそうだ。

18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比39ドル51セント安の2万6080ドル10セントと小幅続落。ナスダック総合株価指数は、同32.519ポイント高の9943.051だった。

日程面では、きょうは5月の消費者物価指数(CPI)、日銀の金融政策決定会合の議事要旨(4月27日開催分と5月22日開催分)が朝方開示される。海外では5月の英小売売上高、ロシア中銀の政策金利発表。また、米国では1~3月の経常収支が発表される。

出所:MINKABU PRESS

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