本日注目すべき【好決算】銘柄 トランスG、Genky (18日大引け後 発表分)
18日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
トランスG <2342> [東証M] ★今期経常最高益予想を88%上乗せ
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→7億5000万円(予想レンジ中値)に87.5%上方修正。増益率が4.3倍→8.0倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。札幌市と北海道から受託した新型コロナウイルスのPCR検査件数が想定を上回ることが利益を大きく押し上げる。Eコマース事業の販売も想定より若干伸びるほか、独自ルートで仕入れたトレンド商品により採算が改善することも寄与する。
業績上振れに伴い、予想PERが29.1倍→14.2倍に急低下し、割安感が強まった。
Genky <9267> ★上期経常最高益予想を18%上乗せ、通期も増額
◆21年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益を従来予想の30億円→35.3億円
に17.8%上方修正。増益率が2.4倍→2.8倍に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。売上は計画を下回ったものの、全社的なコスト抑制で販管費が想定を下回ったことが利益を押し上げた。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の61億円→66億円に8.2%上方修正。増益率が33.6%増→44.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
株探ニュース