東京株式(前引け)=急反発、景気敏感株中心にリスクオン

市況
2021年5月6日 11時45分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比578円56銭高の2万9391円19銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億7267万株、売買代金概算は1兆6836億4000万円。値上がり銘柄数は1841、対して値下がり銘柄数は306、変わらずは41銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、景気敏感株中心に買いの勢いが強まり、日経平均は先物を絡め一時600円を超える上昇をみせた。前日の欧米株市場が総じてリスク選好の流れとなり、米国株市場ではNYダウが3日続伸で過去最高値を更新。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が4日続落と下落基調にある点は気がかり材料ながら、きょうはバリュー株物色の動きが全体相場を押し上げる格好となった。東証1部全体の84%の銘柄が上昇した。売買代金も1兆6000億円台と前場としては高水準だった。

個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も大きく上昇した。トヨタ自動車<7203>が買われ、ファナック<6954>も上値指向。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも値を上げた。伯東<7433>が値上がり率トップに買われ、低位のホクシン<7897>も急騰した。半面、ソニーグループ<6758>が冴えず、任天堂<7974>も安い。SUMCO<3436>も売りに押された。GameWith<6552>が大幅安、MonotaRO<3064>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.