コナグラ・ブランズが決算受け下落 同業他社比較して若干期待外れ=米国株個別

材料
2022年7月14日 23時41分

加工食品のコナグラ・ブランズ<CAG>が下落。取引開始前に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を若干上回ったものの、中核事業売上高の伸びは予想を下回った。価格は上昇したものの販売量が減少した。

ガイダンスも公表しており、通期の中核事業売上高は4-5%の伸びを見込み予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回る見通しを示した。

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アナリストは、第4四半期の決算は同業他社の最近の業績と比較して若干期待外れだったと指摘。売上高の伸びは多くの同業他社が予想を遥かに上回ったのに対して、特に冷蔵・冷凍事業で自身の予想を若干下回ったという。

投資家は、今回の見通しが保守的なものなのか、それとも、厳しい業界力学に対処する能力が同業他社よりも劣っているのかを疑問視するだろうとも述べた。

(3-5月・第4四半期)

・1株利益(調整後):0.65ドル(予想:0.63ドル)

・売上高:29.1億ドル(予想:29.3億ドル)

グロッサリー&スナック:11.6億ドル(予想:11.6億ドル)

冷蔵・冷凍食品:12.3億ドル(予想:12.6億ドル)

フードサービス:2.87億ドル(予想:2.64億ドル)

海外:2.31億ドル(予想:2.42億ドル)

・中核事業売上高:6.8%(予想:7.2%)

・営業利益率(調整後):15%(予想:15.3%)

(23年度通期見通し)

・1株利益(調整後):1~5%(予想:8%)

・中核事業売上高:4~5%(予想:3.1%)

・営業利益率(調整後):約15%

(NY時間10:27)

コナグラ・ブランズ<CAG> 32.94(-2.81 -7.85%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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