株価指数先物【昼のコメント】 自律反発狙いの動きは5日線水準で一巡感

市況
2022年9月20日 12時17分

日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の2万7450円(+0.36%)前後で推移。寄り付きは2万7550円と、シカゴ日経平均先物(2万7490円)にサヤ寄せする格好で買い先行で始まった。その後、2万7690円まで買われたものの、同水準に位置する5日移動平均線が上値抵抗線として機能する格好となり、前場終盤にかけて軟化すると、一時2万7400円まで上げ幅を縮めている。利食い一巡後は2万7400円~2万7470円辺りでのこう着を継続。

朝方は週明けの米国市場が反発したほか、グローベックスの米株先物の上昇も加わり、ギャップスタートで始まった。ただし、20~21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため積極的にポジションを傾ける動きは限られ、短期的な自律反発狙いの買いが一巡した後は、次第にショートに傾いた格好であろう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.32倍に上昇する場面も見られたが、こちらも5日線に上値を抑えられる格好となり、その後の低下によって14.23倍と先週末の終値水準での推移となった。

日経225先物は前場の段階で短期トレードを一回転させており、後場は方向感に乏しい状況のなか、狭いレンジでの推移になりそうだ。2万7400円水準での底堅さが見られるようだと、終盤にかけては若干ながらショートカバーの動きが意識されよう。

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