10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 32社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。また、赤字決算や無配の企業が数多くあることにも留意したい。
東証プライム上場企業では263銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比20%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは8日現在)
なお、10日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<6472> NTN 31000 45.3 17500 0.68
<8338> 筑波銀 33100 121.0 3900 0.28
<5017> 富士石油 35500 67.9 7900 0.33
<4093> アセチレン 40300 24.7 2100 0.82
<8714> 池田泉州HD 41600 30.2 15700 0.50
<5269> 日コン 44100 2271 2300 0.64
<4228> 積化成 47900 141 1700 0.39
<7167> めぶきFG 49090 23.3 57500 0.53
<8897> ミラースHD 49300 152 12700 0.96
<6742> 京三 49500 41.6 3800 0.69
<3864> 三菱紙 56900 143 7500 0.34
<8864> 空港施設 60800 25.6 2664 0.53
<5957> 日東精 61900 23.5 3500 0.70
<6958> 日本CMK 62600 41.1 3700 0.70
<7245> 大同メ 63100 44.4 4200 0.46
<5020> ENEOS 67410 55.4 400000 0.66
<6644> 大崎電 67900 165 5000 0.65
<3978> マクロミル 71000 58.3 5900 0.72
<4246> DNC 75100 242 9800 0.66
<3580> 小松マテーレ 77500 30.7 2200 0.84
<6306> 日工 79700 51.4 1900 0.95
<6464> ツバキナカ 80000 5019 5785 0.59
<5852> アーレスティ 82700 2240 2200 0.34
<9474> ゼンリン 83700 28.3 2700 0.95
<6118> アイダ 84800 122 3800 0.64
<8358> スルガ銀 85200 31.9 17500 0.56
<1720> 東急建設 85300 51.4 7600 0.95
<4188> 三菱ケミG 86430 56.6 263000 0.72
<9990> サックスバー 88900 50.7 4017 0.96
<5932> 三協立山 91900 60.9 5500 0.31
<7172> JIA 94100 71.8 6300 0.76
<7820> ニホンフラ 97100 22.0 3250 0.69
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース