【クラファン・優待】プロが集結! 「和」食材の加工食品で日本を健康に ジャパンエナジーフード、4月3日募集開始

経済
2024年4月2日 11時40分

「和」の食材を使った加工食品を開発するジャパンエナジーフード株式会社(横浜市戸塚区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは4月3日19時30分開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:800万円、上限募集額:3000万円
・ エンジェル税制あり(優遇措置B)
・ 株主優待あり:「玄米×味噌シリアルバー」「おだしのプロテイン」のセットなど
・ みなし時価総額:1億3000万円
・ 類似上場企業:ベースフード <2936> [東証G]、サンクゼール <2937> [東証G]、ファンデリー <3137> [東証G]、総医研ホールディングス <2385> [東証G]、ユーグレナ <2931> [東証P]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

「加工食品開発」「飲食」の2事業展開

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

ジャパンエナジーフードの相澤和宏代表は、筑波大学大学院で体育・スポーツや環境問題について研究する傍ら、添加物や農薬、遺伝子組み換え食品などを独学で研究。お米やみそなどの栄養バランスに着目し、和食を軸としたシリアルバーを開発するため同社を設立しました。

取締役の大野南香氏は東京大学医学部出身で、現在はコペンハーゲン大学大学院でフードサイエンスを学び、無添加プロテインキューブ「Minaka」の開発に携わっています。

「商品の企画開発から生産、販売に至る上流から下流までそれぞれ、プロフェッショナルが携わっているのが強みだと考えています」(同社)

同社は「ニッポンのごはんをイノベーションする」をミッションに掲げ、「加工食品開発」「飲食」の2事業を展開しています。

【加工食品事業】

・玄米とみそのシリアルバーや、おだし味のプロテインなど、和の食材を再定義したおいしくて栄養価の高い商品を開発

・新宿駅のNewDaysや名古屋駅の新幹線構内売店などで累計4.5万本以上を販売(2019年の販売開始~2023年9月)

・製品開発力を生かし、全国の生産者に対して商品開発コンサルも行い、6次産業化のサポートに携わる

【飲食事業】

・国産ジビエを提供するレストラン「肉とワイン みなもと」を鎌倉で展開

・年間約6000人以上が訪れる人気レストランで年商約3000万円(2023年9月期)

・オリジナルの完全栄養食カレー「WellBe Curry」のデリバリー販売を実施

・今後、D2Cによって全国へのチルド販売を計画(完全栄養食事業として独立予定)

同社はこれまで、農林水産省主催「ニッポンフードシフト」の推進パートナーや「フード・アクション・ニッポン アワード2020」の100産品に選出。横浜ビジネスグランプリ2020では、協賛賞を受賞しています。

また、6次産業化のサポートとして、「日本一辛(から)い村」として有名な福島県平田村の「道の駅ひらた」と協業し、「追いハバネロ」などの製品を開発しています。

和食をアップデート、日本人を健康に

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

東京大学が2023年に行った日本人の食事に関する調査では、カルシウムの摂取量はすべての性別・年齢層で、鉄の摂取量は12~64歳の女性で不足、逆に、食塩や飽和脂肪酸は過剰摂取の傾向が強く、全体的に栄養バランスが偏っていたといいます。

近年、日本人の和食離れが叫ばれているものの、和食は栄養バランスに優れ、エネルギーを持続的に供給できることから、同社は、お米やみそなどの和食を現代のライフスタイルに合わせてアップデートし、日本人の健康や活力を取り戻したいと考えています。

「そのノウハウを踏まえ、世界に向けて、栄養があり、おいしい食品を届けていこうと計画しています」(同社)

市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

世界の健康食品市場規模は2022年に約3665億ドル、2030年には約5954億ドルと年平均約6.2%成長が見込まれており、その背景には、自然由来の原料や添加物を抑えた製品への需要の高まりがあると同社は考えています。大手食品メーカーから完全栄養食のシリーズが発売され、市場の認知度は高まったものの、いまだ黎明期だといいます。

「弊社は、依然として世界各国で人気のある『和食』×成長市場の『完全栄養食』の独自商品を展開し、商品ラインナップやPR、チャネル戦略などの勝因を押さえることで、市場での存在感を高めていくことができると考えています」(同社)

農林水産省が、地方に眠る商品の付加価値や従事者の所得向上に向けて6次産業化を推進していることから、同社も、商品化に悩む全国の企業や自治体と協業して加工食品の開発を行い、次なるヒット商品を展開したい考えです。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は鎌倉駅で、国産ジビエとワインを提供する飲食店「肉とワイン みなもと」を経営しています。年間約6000人が訪れ、年商約3000万円、商品開発時のラボやテストマーケティングの役割も果たしています。

これまで、管理栄養士とともにサンプルを作成し、おいしさと栄養価のバランスが取れた「玄米×味噌シリアルバー」「プロテインキューブ」を開発しています。

「玄米×味噌シリアルバー」については、月間1万本を目指して生産体制を強化していきたい考えです。また、現在店舗で販売している完全栄養食カレー「WellBe Curry」は2024年5月から、D2Cでの全国販売や将来的なFC展開を計画しています。

これらの開発ノウハウを生かし、商品の試作品開発や工場選定、補助金のサポートなど6次産業化の支援も行っていく予定です。

これまで、"日本一辛い村"として有名な福島県平田村の「道の駅ひらた」と協業したハバネロ製品や、菓子メーカーとコラボして、沖縄のサンゴパウダーを配合した高タンパク・低糖質クッキーを開発しています。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

「玄米×味噌シリアルバー」は累計4.5万本以上販売しており、現在はアスリートや経営者がターゲットで、アウトドアやランニングなどの「甘くない」携帯食として人気だといい、自社ECサイトでの販売がメインです。

また、商品開発のノウハウを生かして、OEMや加工食品開発のコンサルティングにも対応しており、6次産業化コンサルとして、専門の管理栄養士や弁護士とともに生産農家の加工販売に関するサポートも行っています。

「今後はレストランのラボキッチンを軸に、完全栄養食カレー『WellBe Curry』のD2Cによる全国各地への発送を行う計画です」(同社)

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は商品の企画開発から生産、販売に至る上流から下流までそれぞれ、プロフェッショナルが携わっている点が自社の強みだとしています。

相澤代表は生協で加工食品の企画開発に携わり、同社を起業後も工場との交渉や自治体との連携を担当。取締役の東山氏はプロジェクトマネジメントや企画開発を担うなど「商品開発における上流から下流までを一手に担っている弊社だからこそ、おいしくて栄養価の高い商品を開発できていると自負しています」(同社)。

今後の成長に向けて

(1)将来的なExitはIPOを想定

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

(2)短期計画

加工食品事業は商品の増産や新しい味を展開しつつ、月1万本以上の販売を目指しています。

「WellBe Curry」は完全栄養食事業として独立させ、真空パックで冷蔵・冷凍での発送を開始する計画です。また、カレー以外の完全栄養食メニューを拡充し、さらなる売上拡大を図るといいます。

「加工食品の販売拡大を行うとともに、『WellBe Curry』のFC展開も行う計画です。セントラルキッチンからの直接配送により、各地のカフェやデリバリーでも品質の高い商品を届けます」(同社)

(3)中長期計画

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

今後事業の柱となる「完全栄養食事業」を成長させるとともに、各事業も着実に成長させる計画です。

【加工食品事業】

・自治体や生産者、加工業者と提携し、6次産業化サポートを行う

・地方の食品工場の存続と繁栄のため、M&Aを通して盛り上げる

【飲食事業】

・3店舗に展開し、年商約6000万円を目指す(2028年予定)

【完全栄養食事業】

・完全栄養食のAIパーソナライズ化

・中国・シンガポール・香港などのアジア圏やヴィーガン人口の多い欧州・米国に展開

健康食品のD2C事業を行う上場企業や、時価総額約235億円(2022年1月7日時点)の成長ベンチャーをロールモデルに事業を展開していきたい考えです。

この両社は、糖質や塩分を抑えた健康食品を豊富なメニューと戦略的なプロモーションで拡大してきたといい、「弊社も完全栄養食のメニューを拡充させ、アスリートや著名人を起用したプロモーションを行い、企業や自治体とのタイアップなどによって同様の成長曲線を描く計画です」(同社)。

(4)2033年に約28万本のシリアルバー販売を計画

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・ベースフード <2936> [東証G]

・サンクゼール <2937> [東証G]

・ファンデリー <3137> [東証G]

・総医研ホールディングス <2385> [東証G]

・ユーグレナ <2931> [東証P]

株主優待

【基準日】

毎年9月末日

【優待内容】

・1~20株:玄米×味噌シリアルバー2種類各2本、おだしのプロテイン(10g×10袋)1セット

・21~49株:玄米×味噌シリアルバー2種類各10本、おだしのプロテイン(10g×10袋)5セット、完全栄養食カレー5食×2セット

・50株以上:玄米×味噌シリアルバー2種類各30本、おだしのプロテイン(10g×10袋)15セット、完全栄養食カレー5食×4セット、鎌倉「肉とワイン みなもと」お食事券2万円分

【申し込み方法】

・基準日経過後、メールで案内する。

【注意事項】

・1人につき、1年に1回限りの優待。

・上記は今期(2024年9月期)の内容。

・優待内容は変更や廃止になる場合がある。

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

ジャパンエナジーフード株式会社

横浜市戸塚区戸塚町3535番地

資本金:13,000,000円(2024年3月25日現在)

発行済株式総数:1,300株(同)

発行可能株式総数:100,000株

設立日:2019年4月10日

決算日:9月30日

※2024年3月26日を効力発生日として、1株を10株とする株式分割に伴う発行済株式総数の変更をしており、登記申請中。

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 相澤和宏

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 3,000株

■募集株式の払込金額

1株あたり 10,000円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額800万円を以下の目的に充てる予定。

営業人件費 340万円

開発人件費 284万円

手数料 176万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額2,200万円(目標募集額800万円と上限募集額3,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

広告宣伝費 140万円

商標申請費用 40万円

システム開発費 780万円

新商品開発費 756万円

手数料 484万円

■投資金額のコース及び株数

100,000円コース(10株)

200,000円コース(20株)

300,000円コース(30株)

400,000円コース(40株)

500,000円コース(50株)

1,000,000円コース(100株)

2,000,000円コース(200株)

3,000,000円コース(300株)

4,000,000円コース(400株)

5,000,000円コース(500株)

10,000,000円コース(1,000株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。

■申込期間

2024年4月3日~4月16日

■目標募集額

8,000,000円(上限募集額 30,000,000円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は24,000,000円とする。

■払込期日

2024年5月14日

■連絡先

ジャパンエナジーフード株式会社

電話番号:045-900-3213

メールアドレス:info@energyfood.co.jp

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

〈累計4.5万個以上を販売〉日本の誇り"和食"を世界に。成長企業をモデルに黎明期の完全栄養食市場に切り込む「ジャパンエナジーフード」

~こちらの記事も読まれています(※外部リンク)~
 
▼ベンチャー企業へ投資した年に受けられる優遇措置
エンジェル税制とは?
 
▼FUNDINNOの評判・口コミを知りたい
FUNDINNO(ファンディーノ)とは?

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.