外為サマリー:ドルの押し目買い意欲強く156円00銭台に下げ渋る

通貨
2024年5月2日 10時22分

2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円02銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円85銭程度のドル安・円高となっている。

1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円57前後と前日に比べて3円20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が終了したタイミングでまとまった円買いが流入し、157円台半ばから153円00銭までドル安・円高が進んだ。

ただ、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がFOMC後の会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」と述べたことで、市場では日米金利差が大きく開いたままの状態が続くとの見方が多く、ドルの下値では押し目買い意欲が依然として強いようだ。日本の通貨当局による為替介入への警戒感はあるものの、輸入企業などドル資金の調達が遅れている国内実需筋から円売り・ドル買いが出やすいとの観測もあり、午前9時50分ごろには156円00銭台をつけた。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0712ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円14銭前後と同1円20銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.