ジェイリース---24年3月期は2ケタ増収・増益、主力の保証関連事業が2ケタ増収に

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2024年5月13日 12時03分

ジェイリース<7187>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比20.6%増の132.20億円、営業利益が同5.8%増の26.06億円、経常利益が同5.9%増の26.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.3%増の17.89億円となった。

保証関連事業の売上高は前期比18.7%増の127.82億円、営業利益は同4.6%増の25.74億円となった。売上面では、住居用賃料保証における外部企業や業界団体との連携が奏功し、新規取引が拡大するとともに、出店エリアでの顧客の囲い込み、地域密着営業やニーズへの対応等が進んだ。事業用賃料保証は、市場が拡大する中、営業活動も順調に進み、堅調に売上拡大した。経費面では、事業用賃料保証における認知度の向上を目的としたプロモーションや、給与のベースアップ等による人的資本への戦略投資を行うとともに、AIを活用した与信審査モデルの構築や入居者に寄り添った債権管理業務などリスクコントロールに取り組んだ。医療費保証業務においては、引き続き販路拡大と営業強化に取り組み、新規取引が拡大した。また、新たにひとり親をサポートする養育費保証を開始した。

不動産関連事業の売上高は同122.7%増の4.47億円、営業利益は同1,165.4%増の0.31億円となった。不動産仲介・管理業務及び不動産賃貸業務においては、外国籍向けのサービスを中心に展開しており、 マンスリーマンション運営収入は堅調に推移した。また、リノベーション再販による売上も拡大した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比22.6%増の162.10億円、営業利益が同7.8%増の28.10億円、経常利益が同7.6%増の28.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.6%増の18.90億円を見込んでいる。

《SO》

提供:フィスコ

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