サイバーセキは朝高後に売られる、1~3月期営業94%増益も戻り売り浴びる形に
サイバーセキュリティクラウド<4493>が朝高後に値を消す展開。大陰線を引く形でボックス圏下限の2600円ラインを割り込んだ。同社は世界屈指のサイバー脅威インテリジェンスとAI技術を駆使してサイバーセキュリティーの開発・提供を行っている。自社開発に特化したWebセキュリティーサービスが特長で、企業間で高まるサイバー攻撃対応ニーズを取り込み、足もとの業績も絶好調に推移している。15日取引終了後に24年12月期第1四半期(1~3月)決算を発表、営業利益は前年同期比94%増の3億1500万円と大幅な伸びを達成、対通期進捗率も4割を超えており、業績上方修正への期待も膨らむ場面だ。しかし、好業績は事前に織り込まれていたきらいもあり、2800円近辺では戻り売り圧力が強く買い注文を凌駕する格好となった。