10万円以下で買える、高利回り・低PBR 25社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では801銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は配当利回りが3.5%以上の企業に注目。加えて、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が80億円以上、(3)今期の配当利回りが3.5%以上、(4)PBRが1倍未満、(5)今期経常増益――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは6月14日現在)
なお、14日(金)に配信した「10万円以下で買える、高利回り・低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 配当 経常
コード 銘柄 金額 利回り PBR 増益率
<7795> KYORIT 16700 4.19 0.43 5.3
<1853> 森組 31100 4.50 0.71 0.7
<8572> アコム 38460 3.64 0.96 0.9
<3242> アーバネット 41200 4.85 0.93 7.5
<6853> 共和電 44700 3.69 0.69 6.9
<3512> フエルト 46600 4.29 0.43 35.7
<6165> パンチ 46900 4.18 0.61 47.8
<8737> あかつき本社 47500 4.63 0.90 10.1
<4409> 東邦化 51000 3.53 0.56 48.0
<7987> ナカバヤシ 53600 4.10 0.54 145
<8289> オリンピック 54700 3.66 0.49 3429
<6858> 小野測器 69800 4.30 0.53 61.8
<1826> 佐田建 72000 4.03 0.72 505
<3447> 信和 74000 4.32 0.67 129
<8563> 大東銀 74500 4.03 0.25 0.4
<5356> 美濃窯 79300 4.04 0.60 8.9
<1810> 松井建 84700 3.54 0.51 226
<4248> 竹本容器 87300 4.12 0.95 35.1
<2344> 平安レイ 89900 3.67 0.52 8.7
<5237> ノザワ 91000 3.85 0.53 8.4
<7670> オーウエル 94000 3.72 0.46 11.4
<3951> 朝日印刷 94200 4.03 0.61 16.2
<4644> イマジニア 98300 4.58 0.79 2.1
<1967> ヤマト 98500 3.55 0.66 41.6
<5187> クリエート 99200 3.93 0.58 3.2
※単位は最低投資金額が円、利回りが%、PBRが倍、増益率が%。
※今期最終赤字の銘柄を除く。
株探ニュース