10万円以下で買える、連続増益&低PBR 28社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では281銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(3)PBRが1倍未満――――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは26日現在)
なお、28日(日)16時00分に「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<8338> 筑波銀 29800 78.4 4400 2 0.25
<6472> NTN 29870 10.0 22000 3 0.60
<5269> 日コン 37000 24.9 2800 2 0.54
<4093> アセチレン 37500 2.4 2500 4 0.74
<6615> UMCエレ 39500 5.4 1300 2 0.57
<8524> 北洋銀 47900 25.8 23400 2 0.41
<8016> オンワード 54000 20.5 12200 3 0.89
<7743> シード 55700 2.0 2100 2 0.97
<8095> アステナHD 55700 17.4 1600 2 0.78
<8864> 空港施設 59100 0.9 3205 2 0.51
<7167> めぶきFG 59380 19.0 75000 2 0.60
<6742> 京三 63000 84.1 6000 2 0.80
<6768> タムラ 66800 0.9 5000 3 0.95
<7888> 三光合成 68100 12.0 4400 5 0.69
<3864> 三菱紙 69300 12.7 8000 3 0.33
<5852> アーレスティ 71900 36.0 3500 2 0.35
<6306> 日工 76200 21.3 2600 2 0.89
<6330> 東洋エンジ 78400 7.2 7500 5 0.72
<9990> サックスバー 79000 7.3 4128 2 0.82
<8860> フジ住 79500 0.9 6700 4 0.56
<8544> 京葉銀 80300 4.6 16400 2 0.31
<6118> アイダ 85300 61.3 5800 2 0.60
<4215> タキロンCI 85400 16.9 7600 2 0.86
<4097> 高圧ガス 91600 8.2 7200 4 0.67
<5288> アジアパイル 94400 0.8 6300 3 0.80
<8334> 群馬銀 95840 17.6 51500 2 0.65
<4331> T&Gニーズ 96700 3.9 3900 3 0.95
<8359> 八十二 99040 27.8 45000 2 0.43
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース