10万円以下で買える、高利回り・低PBR 30社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では860銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は配当利回りが4%以上の企業に注目。加えて、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が50億円以上、(3)今期の配当利回りが4%以上、(4)PBRが1倍未満、(5)今期経常増益を見込む――を条件に投資妙味が高まる30社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは8月9日現在)
なお、9日(金)に配信した「10万円以下で買える高利回り・低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 配当 経常
コード 銘柄 金額 利回り PBR 増益率
<7795> KYORIT 14800 4.73 0.38 5.3
<1853> 森組 31100 4.50 0.73 0.7
<7247> ミクニ 33700 4.15 0.28 10.7
<8572> アコム 34720 4.03 0.86 0.9
<3242> アーバネット 37300 5.63 0.80 1.0
<6853> 共和電 38600 4.27 0.59 6.9
<6165> パンチ 41600 4.71 0.53 47.8
<8737> あかつき本社 43600 5.05 0.82 10.1
<3512> フエルト 48100 4.16 0.44 35.7
<8289> オリンピック 49100 4.07 0.44 3429
<7987> ナカバヤシ 51600 4.26 0.52 145
<6858> 小野測器 53800 5.58 0.37 61.8
<7872> エステール 61600 4.38 0.55 131
<8940> インテリクス 63300 5.37 0.43 95.4
<3551> ダイニック 68100 4.41 0.23 24.3
<8563> 大東銀 69000 4.35 0.25 0.4
<6189> Gキッズ 70000 5.00 0.83 180
<3293> アズマハウス 71400 4.90 0.35 11.3
<3447> 信和 71500 4.48 0.65 129
<1434> JESCO 74600 4.02 0.85 116
<7875> 竹田iP 80300 4.11 0.39 28.8
<7670> オーウエル 82500 4.24 0.41 11.4
<4248> 竹本容器 83000 4.34 0.86 35.1
<7087> ウイルテック 83100 4.81 0.69 78.2
<5237> ノザワ 84900 4.12 0.49 8.4
<6382> トリニ工 90100 4.44 0.48 1.4
<3951> 朝日印刷 90300 4.21 0.58 16.2
<5187> クリエート 94600 4.12 0.52 3.2
<9130> 共栄タ 95300 4.20 0.30 276
<4644> イマジニア 97200 4.63 0.78 2.1
※単位は最低投資金額が円、利回りが%、PBRが倍、増益率が%。
※今期最終赤字の銘柄を除く。
株探ニュース