10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>

特集
2024年11月3日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

東証スタンダード上場企業では842銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは1日現在)

1日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐    

コード 銘柄名      金額  増益率   今期   PBR

<2437> シンワワイズ   25700   10.6   637  0.86

<4531> 有機薬      26300   0.9   1140  0.45

<3347> トラスト     27200   3.3   2900  0.71

<6776> 天昇電      29900   5.9   1400  0.53

<6171> 土木管理     30400   33.8   653  0.91

<2464> アオバBBT   31700   32.0   512  0.93

<3494> マリオン     36700   206   490  0.70

<4838> SSSKHD   36700   25.5   777  0.77

<3242> アーバネット   37800   1.0   2450  0.81

<8737> あかつき本社   42300   10.1   4200  0.78

<9685> KYCOM    48600   2.6   590  0.59

<3322> アルファG    62200   7.6   803  0.60

<3280> エストラスト   66500   47.6   1600  0.48

<9780> ビステム     70000   4.9   1110  0.74

<3799> キーウェア    70400   0.9   1100  0.66

<9059> カンダ      77700   0.5   3550  0.67

<3648> AGS      80300   6.5   1370  0.97

<2927> AFC-HD   82900   14.3   2200  0.84

<5356> 美濃窯      84000   8.9   1600  0.63

<7427> エコーTD    89600   2.5   1789  0.48

<5965> フジマック    90100   25.2   3000  0.51

<4977> 新田ゼラチン   90200   25.9   3000  0.86

<9872> 北恵       92000   1.5   1190  0.63

<2903> シノブフズ    92500   3.8   2500  0.75

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※今期配当が無配・未定の企業は除いた。

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