10万円以下で買える、今期最高益＆低PER 37社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では809銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期の経常利益が過去最高を見込む、(4)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる37社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは14日現在)
14日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益＆低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PER
<8077> トルク 25200 4.8 1300 6.4
<4531> 有機薬 26500 0.9 1140 7.1
<3347> トラスト 29000 3.3 2900 6.6
<2162> ｎｍｓ 37100 14.6 1800 5.5
<2112> 塩水糖 38100 45.7 3100 5.0
<2652> まんだらけ 39300 3.6 2130 8.6
<5363> ＴＹＫ 42800 21.9 4940 6.5
<3242> アーバネット 43300 1.0 2450 8.3
<3241> ウィル 45800 7.2 1092 7.2
<8737> あかつき本社 46800 10.1 4200 5.4
<7686> カクヤスＧ 51500 2.5 2950 9.2
<2418> ツカダＧＨＤ 52300 1.9 7869 4.7
<2180> サニーサイド 53200 10.6 1660 8.3
<6551> ツナグＧＨＤ 59800 37.5 861 8.4
<2354> ＹＥデジタル 62600 18.7 1850 9.6
<7539> アイナボＨＤ 63500 2.9 2550 9.5
<9780> ビステム 70600 4.9 1110 8.0
<8908> 毎コムネット 72700 2.3 2270 8.4
<3799> キーウェア 76000 0.9 1100 7.2
<4977> 新田ゼラチン 77100 67.9 4000 6.7
<9059> カンダ 81000 0.5 3550 7.6
<6378> 木村化 81200 25.8 2770 8.3
<7608> ＳＫジャパン 81700 2.5 1100 8.9
<3280> エストラスト 81800 47.6 1600 4.9
<4800> オリコン 82000 7.7 1710 9.1
<9221> フルハシＥ 82000 14.0 1420 9.8
<6286> 静甲 84500 40.3 1400 6.1
<5356> 美濃窯 86000 8.9 1600 8.0
<7427> エコーＴＤ 86700 2.5 1789 3.9
<2927> ＡＦＣ－ＨＤ 88200 14.5 2200 9.4
<1430> １ｓｔコーポ 88600 68.8 2400 6.5
<1434> ＪＥＳＣＯ 92600 44.3 1750 5.8
<3683> サイバーリン 93300 37.0 1734 9.1
<2903> シノブフズ 94300 3.8 2500 6.6
<9051> センコン物流 95700 40.3 825 9.0
<8704> トレイダーズ 97600 43.5 6300 6.4
<9171> 栗林船 98800 50.4 3100 6.5
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※今期配当が無配・未定の企業は除いた。
株探ニュース
