「防衛」が6位、米国のウクライナ支援停止報道受け関連株に思惑錯綜<注目テーマ>

特集
2025年3月4日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  下水道

2  ディフェンシブ

3  円高メリット

4  人工知能

5  仮想通貨

6  防衛

7  半導体

8  親子上場

9  ゲーム関連

10  JPX日経400

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が6位にランクインしている。

ロシアのウクライナ侵略に絡む戦争に関し、米国でトランプ政権に代わってから風向きが大きく変わり始めた。2月末に行われたトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談では想定外の口論となり交渉が決裂に終わった。これを経て前日にはトランプ大統領はウクライナへの武器供与の一時停止を指示したことが報じられており、にわかに懸念が高まっている。見方によってはウクライナが停戦交渉に応じるように圧力をかけていることで、戦争終結に向けた動きとも捉えられるが、欧州は米国のロシアに対する融和姿勢に強く反発しており、地政学的リスクはむしろ拡大している。前日の欧州株市場では防衛関連株が軒並み上昇する展開となり、ドイツの主要株価指数であるDAXは最高値を更新している。

東京市場でも防衛コストの増大が避けられないとの見方が強まるなか、防衛関連株への物色の矛先が強まっている。防衛省との取引額で群を抜く三菱重工業<7011>が関連最右翼だが、このほか戦闘機エンジンで防衛省との連携が強固なIHI<7013>もここ急速に見直し買いを引き寄せている。また、防衛省との取引で三菱重に続く2位に位置する川崎重工業<7012>も存在感を高めており、1990年以来の高値圏で頑強な値動きを続けている。このほか、東京計器<7721>、新明和工業<7224>なども関連株としてマーケットの注目度が高い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.