10万円以下で買える、連続増益＆低PBR 32社【プライム】編 ＜割安株特集＞
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では291銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(3)PBRが1倍未満――――を条件に投資妙味が高まる32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは7日現在)
なお、9日(日)16時00分に「10万円以下で買える、連続増益＆低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<8338> 筑波銀 24500 78.4 4400 2 0.21
<6615> ＵＭＣエレ 31100 5.4 1300 2 0.45
<8346> 東邦銀 32900 20.2 10000 2 0.40
<4093> アセチレン 36300 2.4 2500 4 0.70
<8714> 池田泉州ＨＤ 41800 17.3 18800 2 0.48
<6958> 日本ＣＭＫ 44400 25.1 6000 2 0.42
<6742> 京三 50000 84.1 6000 2 0.66
<8600> トモニＨＤ 50200 5.0 22600 5 0.34
<8897> ミラースＨＤ 51400 23.2 16000 2 0.93
<8524> 北洋銀 52100 31.1 24400 2 0.48
<6768> タムラ 53200 0.9 5000 3 0.73
<5957> 日東精 58100 3.6 3700 2 0.62
<8864> 空港施設 61500 36.8 4343 2 0.53
<5852> アーレスティ 64700 11.1 2860 2 0.32
<7888> 三光合成 64800 12.0 4400 5 0.64
<7167> めぶきＦＧ 65290 26.9 80000 2 0.66
<6306> 日工 69900 35.3 2900 2 0.81
<7180> 九州ＦＧ 72090 8.0 41500 4 0.44
<8860> フジ住 72600 0.9 6700 4 0.49
<6330> 東洋エンジ 72900 7.2 7500 5 0.68
<3580> 小松マテーレ 79900 9.7 2900 2 0.80
<5959> 岡部 86500 8.5 4800 2 0.67
<8544> 京葉銀 86800 14.2 17900 2 0.33
<6118> アイダ 87500 47.4 5300 2 0.61
<6741> 日本信号 91500 11.5 8800 2 0.59
<9990> サックスバー 92500 7.3 4128 2 0.93
<4331> Ｔ＆Ｇニーズ 93000 3.9 3900 3 0.83
<4097> 高圧ガス 94000 8.2 7200 4 0.67
<6809> ＴＯＡ 97200 5.1 3900 2 0.61
<8359> 八十二 97600 60.4 56500 2 0.44
<3289> 東急不ＨＤ 98110 10.1 121500 4 0.92
<3101> 東洋紡 99000 65.2 11500 2 0.45
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース
