5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」23社 【2部・新興】編 <割安株特集>
上場企業の売買単位の引き下げや、株式分割などで株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場では約240銘柄が最低投資金額5万円以下で購入できる。なかには株主資本比率が70%を超える安定企業や配当利回りが2.5%を超える「お値打ち株」も存在する。
最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。
下表は東証2部・ジャスダック銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)株主資本比率が50%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは29日現在)
なお、29日(金)に配信した「5万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。
最低投資 株主資本 実績
コード 銘柄 市場 金額 比率 PBR
<1783> アジアGHD JQ 8100 78.3 0.61
<2673> 夢みつけ隊 JQ 14800 56.7 0.86
<7859> アルメディオ 東2 20000 61.3 0.74
<1840> 土屋HD 東2 21100 63.3 0.40
<8226> 理経 東2 22000 63.6 0.83
<9876> コックス JQ 27900 66.6 0.63
<6307> サンセイ 東2 32000 58.2 0.89
<2788> アップル 東2 33400 81.6 0.63
<2055> 日和産 東2 34000 61.4 0.38
<9610> ウィルソンW JQ 36400 74.1 0.76
<7899> MICS化学 JQ 36700 82.1 0.60
<1989> 北陸電話 東2 39500 58.1 0.60
<9029> ヒガシ21 東2 39500 56.7 0.71
<6091> ウエスコHD 東2 39900 79.2 0.49
<9709> NCS&A 東2 39900 60.4 0.79
<2481> タウンN JQ 41900 86.6 0.73
<5928> アルメタクス 東2 42500 76.5 0.47
<5386> 鶴弥 東2 44100 67.0 0.30
<6356> 日ギア 東2 47300 73.3 0.90
<3839> ODK JQ 48000 66.8 0.89
<7922> 三光産業 JQ 48700 72.3 0.36
<7953> 菊水化 東2 49200 53.4 0.64
<7883> サンメッセ JQ 49300 56.9 0.82
※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。
★元日~3日に、2018年「新春特集」を一挙、“24本”配信します。ご期待ください。
株探ニュース