<注目銘柄>=クラボウ、ロボット関連の穴株として400円台活躍へ

材料
2018年1月9日 10時00分

クラボウ<3106>が下値切り上げ波動にあり、この動きについてみたい。紡績大手だが化成品など非繊維部門を拡張し、これが功を奏している。自動車内装向けに不織布が好調なほか、半導体やバイオ事業、不動産賃貸など展開分野は広い。18年3月期は営業利益段階で前期比5.5%増の65億円を計画。前17年3月期に4割強の増益を果たしたあとだけに伸び率は鈍化するものの利益成長トレンドに変化はない。19年3月期も増益基調はキープされそうだ。

新たな切り口として注目されるのは、同社が開発している物体の形状や位置を割り出す画像処理システムで、産業用ロボット向けの目の機能としての応用が見込まれている。企業のFA関連投資への需要が高まるなか、設備投資・ロボット関連の穴株として頭角を現す可能性がある。PBR0.9倍未満と株価指標面でも割安感が強く、昨年来高値379円を払拭して400円台活躍へと歩を進めよう。(銀)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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