大和重が一時16%高、マンホールのふた老朽化が報じられ思惑働く

材料
2018年1月9日 11時08分

大和重工<5610>が急伸し、一時、前週末比30円(16.4%)高の213円まで買われている。8日付の複数のメディアで、「下水道用マンホールのふたのうち、国の定める標準耐用年数を過ぎて老朽化の恐れがあるものが、全体の2割に当たる約300万個に上るとみられることが7日、業界団体の推計で分かった」(日本経済新聞)と報じられており、マンホールのふたなど景観製品を手掛ける同社に思惑的な買いが入っているようだ。

記事によると、ふたの標準耐用年数は車道部で15年、歩道部30年が交換の一つの目安となっており、業界団体の日本グラウンドマンホール工業会が推計したところ、現時点で設置から30年を超えたふたが約300万個残っている計算になるという。こうした推計が明らかになったことで、今後、自治体による交換が進むと見られ、需要増が期待されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年01月09日 15時21分

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