東京株式(前引け)=世界株高の流れを背景にリスクオン継続

市況
2018年1月9日 12時12分

9日前引けの日経平均株価は前週末比129円17銭高の2万3843円70銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は8億9067万株、売買代金概算は1兆6039億1000万円。値上がり銘柄数は1075、対して値下がり銘柄数は881、変わらずは107銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、世界的な株高の流れに乗りリスクを取る動きが継続している。前日の米国株市場ではNYダウこそ利益確定売りに押されたものの下げ幅はわずかで、ハイテク株比率の高いナスダック指数は5営業日続伸。きょうは取引時間中に為替が円高に振れていることで全般は伸び悩んでいるものの、中国や韓国株などアジア株市場がしっかりした動きをみせていることもあって、日経平均が緩む場面では買いが入ってくる。業種別には半導体関連に幅広く買いが先行しているほか、不動産や金融などの内需株も強さをみせている。

個別ではソニー<6758>が高く、ファーストリテイリング<9983>も上昇。SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>が買われ、日本電産<6594>も堅調。河合楽器製作所<7952>が値を飛ばし、三井造船<7003>が大幅高。LINE<3938>が物色人気となり、タダノ<6395>、曙ブレーキ工業<7238>も水準を切り上げた。半面、トヨタ自動車<7203>がやや利益確定売りに押され、住友金属鉱山<5713>も軟調。ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>が大幅安、薬王堂<3385>、スターティア<3393>などの下げも目立った。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年01月09日 12時13分

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