東京株式(前引け)=続落、利益確定売り続くも個別物色意欲は旺盛

市況
2018年1月11日 11時46分

11日前引けの日経平均株価は前日比80円89銭安の2万3707円31銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は8億281万株、売買代金概算は1兆3497億6000万円。値上がり銘柄数は815、対して値下がり銘柄数は1132、変わらずは116銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調だったことを受け、日経平均が引き続き利益確定の売りに水準を切り下げる展開となった。外国為替市場では1ドル=111円台半ばの推移と前日の取引時間中と比較して円高に振れていることで、自動車など輸出株に逆風となっている。あすにオプションSQを控え、主力銘柄に積極的な買いが入りにくい点も影響した。もっとも個別物色意欲は旺盛であり、個人投資家資金の流入で中小型株には値を飛ばすものも多い。

個別では任天堂<7974>が軟調、トヨタ自動車<7203>も売りに押された。SUMCO<3436>も値を下げた。コロプラ<3668>が急落、サイゼリヤ<7581>、ネクステージ<3186>なども大幅安。トクヤマ<4043>も安い。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクがしっかり、オリエンタルランド<4661>が上昇した。ファナック<6954>も堅調。ソースネクスト<4344>が値を飛ばし、日本通信<9424>、スター精密<7718>も物色人気となった。モリテック スチール<5986>も高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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