エジプトでビットコインの取引が禁止に【フィスコ・ビットコインニュース】

市況
2018年1月15日 10時44分

エジプトの政府系紙アルアハラムなどによると、イスラム教の最高指導者シャウキー・アラム師はビットコインについて、「投機性が高く、イスラム教で禁じられている賭博に似ている」として、取引を禁じる宗教令を出したと報じられている。テロ送金に利用されているのではないかとの懸念も背景にあるようだ。エジプトでは、同国通貨であるエジプトポンドを利用してビットコインの取引が可能な国内初の取引所「ビットコインエジプト」のローンチが昨年8月に進められていた。

今回ビットコイン取引の禁止を発表したのは、エジプトの最高指導者アラム師だが、こうした動きに他のイスラム教指導者も追随すれば、イスラム圏でビットコインなど仮想通貨取引が禁止となる可能性もある。昨年に仮想通貨取引が禁じられた中国や、規制強化が噂される韓国と比較すると売買シェアは大きくはないが、今後の動向に注意が必要かもしれない。

《DM》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.