注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバーS、北の達人、IGポートなど

市況
2018年1月15日 11時55分

サイバーS<3810>:3255円( - 円)

ストップ高買い気配。先週末に発表した業績予想の上方修正が好感されている。今5月期営業利益は従来予想の1.0億円から5.0億円に大幅上方修正。「オンラインクレーンゲーム・トレバ」におけるテレビCM効果の発現、新作スマートフォン向けタイトルである「Q&Qアンサーズ」のサービス開始などが背景にある。第1四半期は大幅増収も営業赤字が継続していたため、今回の大幅上方修正はサプライズとなったようだ。

アルテック<9972>:395円(-62円)

大幅反落。先週末は第3四半期決算時に続く前期業績の上方修正を受けて株価急伸。前期営業利益は従来予想の4.0億円から6.3億円に上方修正していた。ただ、本日は一転、今11月期の大幅減益見通しが嫌気される展開となっている。営業利益は5.0憶円で前期比21%減の予想。保守的な計画とはみられるものの、前期の大幅上方修正で今期のコンセンサスも急速に切り上がっていたとみられ、失望感が先行する状況にある。

SKジャパン <7608>:562円( - 円)

ストップ高買い気配。先週末に第3四半期決算を発表している。第3四半期累計の営業利益は2.3億円で前年同期比61%増となり、通期予想は0.8億円から2.3億円(前期比2.1倍)に上方修正している。「星のカービィー」「ドラえもん」などの定番キャラクターの好調が続いたほか、オリジナルの「もちもちマスコット」シリーズや「忠犬もちしば」の増販で売上総利益率も向上した。上期と比べて増益率が一段と拡大する形で、想定以上の好決算と捉えられている。

北の達人<2930>:1674円( - 円)

ストップ高買い気配。先週末に第3四半期決算を発表している。第3四半期累計の営業利益は8.8億円で前年同期比2.6倍となり、通期予想は7.8億円から14.2億円(前期比2.6倍)に上方修正。期末配当も1株当たり2.0円から4.5円に引き上げている。化粧品や健康食品の販売が好調に推移した。上期営業利益は3.9億円で前年同期比2.0倍、9-11月期は4.9億円で同3.3倍と増益率が拡大しており、業績上振れ期待は高かったが、それでも決算内容は想定以上と捉えられている。

レイ<4317>:862円(+150円)

ストップ高。17年3-11月期(第3半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比3.0倍の4.67億円で着地した。前期発生した大型プロジェクトの頓挫による赤字計上がなくなったうえ、秋に多く開催されるイベント・展示会等が業績に寄与し、テレビCM制作の受注も引き続き好調に推移したという。18年2月期の通期業績については、営業利益で前期比21.1%増の4.40億円とする従来予想を据え置いている。

SHIFT<3697>:3715円(+425円)

大幅続伸。一時3980円まで上昇し上場来高値を大きく更新した。17年9-11月期(第1四半期)決算発表とともに、18年8月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。第1四半期の営業利益は前年同期比10.0倍の2.32億円で着地した。また、上期営業利益見通しは従来の3.00億円から4.00億円(前年同期は0.74億円)へ、通期では8.00億円から9.00億円(前期は3.91億円)へと引き上げた。注力領域で受注好調という。

IGポート<3791>:2311円(+400円)

ストップ高。17年6-11月期(第2半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比67.5%増の45.42億円、営業利益は同30.6%増の2.82億円で着地した。第1四半期は赤字スタートだったが、第2四半期に大きく巻き返してきた格好となっている。戦略作品「魔法使いの嫁」シリーズなどが好調だったという。18年5月期の通期業績については、営業利益で前期比8.0%増の5.61億円とする従来予想を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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