東京為替:ドル・円は上げ渋り、111円付近は売り

通貨
2018年1月17日 17時22分

今日の東京市場でドル・円は上げ渋り。ドルの買戻し基調に振れたが、111円付近では売りが強まり、上値が押さえられた。

米政府機関の一部閉鎖などへの懸念からドル売り先行。また、ユーロの地合いの強さが示されたことから、午前中の取引ではドルへの下押し圧力が強まり、ドル・円は

110円20銭まで弱含む場面があった。

その後、ユーロ・ドルは1.23ドル前半から失速し、ドル売りは後退。夕方にかけてはユーロの一段安や米10

年債利回りの持ち直しでドル買いが強まった。ただ、節目の111円付近の売り圧力に押され、ドルはやや値を下げた。

なお、ユーロ・円はユーロ・円は135円90銭まで上昇後は失速し、朝方付けた安値を下抜け135円26銭まで下落。また、ユーロ・ドルは3年超ぶりの高値となる

1.2323ドルまで強含んだが、その後は反落し1.2208ドルまで値を切り下げた。

・17時時点:ドル・円110円70-80銭、ユーロ・円135円20-30銭

・日経平均:始値23783.42円、高値23891.63円、安値23739.17円、終値23868.34円(前日比83.47円安)

【要人発言】

・コンスタンシオ欧州中銀(ECB)副総裁

「フォワードガイダンス変更は差し迫っていない」

「インフレは依然として期待を満たしていない」

「ユーロがファンダメンタルズを反映していないなら懸念」

【経済指標】

・日・11月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比+5.7%(予想:-1.4%、10月:+5.0%)

【今日の欧米市場の予定】

・19:00 ユーロ圏・12月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.4%、速報値:+1.4%)

・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+8.3%)

・23:15 米・12月鉱工業生産(前月比予想:+0.4%、11月:+0.2%)

・23:15 米・12月設備稼働率(予想:77.3%、11月:77.1%)

・24:00 米・1月NAHB住宅市場指数(予想:72、12月:74)

・24:00 カナダ中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)

・04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

・05:00 エバンス米シカゴ連銀総裁とカプラン米ダラス連銀総裁が質疑応答(米経済情勢と金融政策)

・06:00 米・11月対米証券投資収支(10月:ネット長期有価証券+232億ドル)

・06:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(金融政策の伝達)

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.