相場観察男:IoT・AI分野への具体的な進出計画が待たれるハーツユナイテッドグループ【FISCOソーシャルレポーター】

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2018年1月18日 10時16分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの相場観察男氏(ブログ「相場観察チラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月16日17時に執筆

16日の日経平均株価は大きく続伸。前日比236.93円高の23,951.81円で大引けを迎えています。しかし、相場は本当に強いです。24,000円も目前となってきていますが、短期的な目線としては日経平均株価24,000円で一旦利食いが出て、短期的には調整してくるという意見も数多く見られます。

11月からの日足チャートを見ていくとじっくりと煮詰まった上での年明けからの急騰。個人的には24,000円もそのままぶち抜いて、25,000円を目指す展開も...とも思いましたが。あまりにも楽観的過ぎるかもしれません。

さて、こうした堅調な相場展開を背景として、様々な個別銘柄が上昇していますが、本日は今後、改めて見直されるであろう主力テーマである、IoT関連銘柄や人工知能(AI)関連の一角として、ハーツユナイテッドグループ<3676>に注目してみていきたいと思います。

■ハーツユナイテッドグループ<3676>の基本情報

市場:東証1部

ハーツユナイテッドグループ<3676>は、ソフトウェアの不具合検知サービス、いわゆるデバッグサービスを主軸とするグループの持ち株会社となります。

若い層を中心に人員を登録、請負、または派遣サービスのいずれかでサービスを提供。主力は据え置き型家庭用ゲーム機のソフトとなり、スマホ向けゲームも受注が好調な業績を挙げています。

今後の方針としてはデバッグ事業を中心に、システムのテストなどの分野にも進出予定。5年後を目処に、現在の2倍超となる売上高500億円を目指すとの事です。

■ハーツユナイテッドグループ<3676>のチャート分析

ハーツユナイテッドグループ<3676>の日足チャートを見てくと、2017年からは1,300円?1,900円を範囲とするボックス圏で推移していましたが、足元の株価は再び上値の目処となる1,900円に接近。

2017年にはローソン<2651>の会長を務めた玉塚元一氏を社長に招聘。テクニカルサポート分野などを足がかりに、IoT分野や人工知能(AI)分野へも積極的に進出していく構えを見せています。

今後の主力産業とも言えるIoT分野や人工知能(AI)分野への事業拡大計画を具体的に発表してくれば、株価は一気に2,000円台に上昇してもおかしくないのではないか?と考えています。

これまで小売業を中心とした土壌で経営の経験を積んできた玉塚氏の手腕が試される時なのではないでしょうか。

毎日執筆中のブログでは、株式相場全体の見通し、市場で注目されるテーマ株や急騰株、為替取引、投資信託やインデックス投資、仮想通貨や米国株などを独自の視点で分析、資産構築の為の情報をチャート画像付きで発信しています。

「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。

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執筆者名:相場観察男

ブログ名:相場観察チラシの裏

《SK》

提供:フィスコ

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