ヨコオが17年1カ月ぶり高値水準、国内大手証券が目標株価3000円に設定
ヨコオ<6800>が急反騰して一時、前日比392円(23.2%)の2079円まで買われ、2000年12月以来約17年1カ月ぶりの高値水準となっている。SMBC日興証券が17日付で新規に投資評価「1」、目標株価3000円でカバレッジを開始しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。
同証券では、同社を5G(第5世代移動通信システム)期待の高まりに伴って注目度が増す「5G関連銘柄」であると評価。5Gによってもたらされる変化のなかでも、特に、コネクティッドカー/自動運転の実現や、高周波数帯域の利用、などは同社にとって大きなビジネス機会になると指摘している。
また、中長期では、22年3月期に売上高606億円、営業利益51億円(5年平均成長率で15.2%増)と株式市場が期待する業績成長よりも高い成長性を示すと予想。トップラインの成長に加えて、根本的に収益性が改善していく局面にあることを認識すべきとしており、18年3月期営業利益29億5000万円(会社予想28億5000万円)、19年3月期同34億円、20年3月期同38億円を予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)