23日の株式相場見通し=米株高受け買い先行も決定会合にらみで神経質な推移に

市況
2018年1月23日 8時29分

23日の東京株式市場は、前日の米株式市場の堅調を受けて買い先行のスタートとなるものの、買い一巡後は日銀金融政策決定会合の内容をにらみながらの、神経質な推移となりそうだ。多くの市場参加者は、今回の金融政策を「現状維持」と想定しているものの、少しでも“緩和縮小方向”のニュアンスを感じ取れるような内容となった場合、動揺が広がる懸念も否定できない。

22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比142.88ドル高の2万6214.60ドルと続伸し、過去最高値を更新した。米上院でつなぎ予算案可決のめどが立ったことで買い安心感が広がり、金融株などが買い進まれた。ナスダック総合株価指数は、前日比71.652ポイント高の7408.032と続伸し、過去最高値を更新した。

日程面では、黒田日銀総裁会見、1月の日銀「展望リポート」、12月の全国百貨店売上高に注目。海外では、世界経済フォーラム年次総会(26日まで)、EU財務相理事会が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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