昭電工が反発、複合材料用原料樹脂を2月1日出荷分から値上げ
昭和電工<4004>が反発している。22日の取引終了後、複合材料用原料樹脂の販売価格を2月1日出荷分から値上げすると発表しており、採算改善につながるとの期待から買われているようだ。
不飽和ポリエステル樹脂(商標名「リゴラック」)を1キログラム当たり25円、ビニルエステル樹脂(同「リポキシ」)を同45円それぞれ引き上げるという。ナフサなどの原燃料価格が高水準で推移し、ベンゼンおよびその誘導品の価格も急騰が続いており、この影響を受けて、スチレンモノマーをはじめとした不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂の原材料価格の上昇が相次いでいるのに対応する。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)