話題株ピックアップ【夕刊】(3):極洋、三菱UFJ、アンジェス

注目
2018年1月23日 15時22分

■極洋 <1301>  4,260円  +70 円 (+1.7%)  本日終値

極洋<1301>が反発。ひふみ投信などの運用を手掛けるレオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)が22日の取引終了後に関東財務局に提出した大量保有報告書で、保有割合が5.22%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑から買いが入ったようだ。なお、保有目的は純投資としており、報告義務発生日は1月15日となっている。

■OSG <6136>  2,913円  +41 円 (+1.4%)  本日終値

OSG<6136>が6日続伸。岩井コスモ証券は22日、同社株の投資評価の「B+」を継続するとともに目標株価は2700円から3100円に引き上げた。同社は精密工具の大手メーカー。18年11月期は主力の自動車産業に加え幅広い業界からその他製品の需要拡大を予想。今期の連結営業利益は前期比20%増の230億円と会社計画(220億円)からの増額修正を予想。19年11月期は今期推定比9%増の250億円を見込んでいる。

■三菱UFJ <8306>  886.8円  +7.9 円 (+0.9%)  本日終値

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが高い。米長期金利が上昇基調となるなか、利ザヤ改善に伴う業績拡大期待が膨らんでいる。22日の米ニューヨーク株式市場では、バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースといった大手銀行が昨年来高値に買われており、日本のメガバンクにも米銀行株高に連動する買いが流入している様子だ。

■東京エレクトロン <8035>  22,925円  +140 円 (+0.6%)  本日終値

東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、東京精密<7729>など半導体関連株が堅調。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は22日に一時、1382.41まで上昇し最高値を更新した。米エヌビディアやインテルが値を上げている。米ナスダック指数も最高値を更新するなど、ハイテク株が上昇基調を強めるなか、半導体関連株に見直し買いが流入した。

■アンジェス <4563>  688円  -81 円 (-10.5%)  本日終値

アンジェス<4563>が大幅反落。22日の取引終了後、集計中の17年12月期連結業績について、最終損益が従来予想の34億円の赤字から37億6000万円の赤字(前の期47億7600万円の赤字)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出た。投資有価証券評価損4億7600万円および固定資産減損損失1億1200万円などの特別損失を計上したことが要因としている。なお、一部の研究開発費が期ズレなどにより減少が見込まれるため、営業損益は34億円の赤字から33億円の赤字(前の期47億6300万円の赤字)へ上振れたとしている。

■ハーモニック <6324>  7,700円  -90 円 (-1.2%)  本日終値

ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が反落。同社は5日に国内と海外で公募増資や自己株処分、株式売り出しなどを実施することを発表しており、22日にその発行・処分・売出価格が7322円で決まった。22日終値7790円からのディスカウント率は6.01%。同社の株価はファイナンス発表後も上昇を続け、一時8350円と上場来高値まで買われる場面もあったことから、ディスカウント率は深めとなった様子だ。受渡日は30日であり、ファイナンス明け後の展開が注目されている。

■ワイエスフード <3358>  360円  +80 円 (+28.6%) ストップ高   本日終値

ワイエスフード<3358>がストップ高。22日の取引終了後、餃子や冷凍食品の製造・卸販売などを展開する餃子計画(大阪市淀川区)と業務提携することで基本合意したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。両社はともに製造工場を持ち、製造から販売まで一貫して行っているが、経営ノウハウや経営資源などを相互活用し、互いの得意分野や営業拠点、人的資産を生かすことで事業の拡大・充実化を進めるのが狙い。また、未出店地域への新規出店や既存店舗の業態変更の展開および協力、国内・海外での外食事業運営ノウハウの相互活用、フェアの開催などを共同で推し進めるとしている。なお、業績への影響は現在精査中としている。

■テラスカイ <3915>  9,460円  +1,500 円 (+18.8%) ストップ高   本日終値

22日、テラスカイ <3915> [東証M]が2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■さが美GHD <8201>  157円  +30 円 (+23.6%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ

さが美グループホールディングス<8201>が急騰し、昨年来高値を更新。きょう付の日本経済新聞で「2019年2月期の連結営業利益は、今期予想と比べ27%増の4億円程度となりそうだ」と報じられており、これを好材料視した買いが入った。記事によると、17年12月に持ち株会社に移行した効果で業務の効率化が進むんでいることに加えて、旧本社ビルの跡地に建てたビルの賃料収入が増える見通しだという。なお、会社側では18年2月期営業利益は前期比40.4%増の3億1500万円を見込んでいる。

●ストップ高銘柄

大村紙業 <3953>  2,100円  +400 円 (+23.5%) ストップ高   本日終値

神田通信機 <1992>  2,900円  +500 円 (+20.8%) ストップ高   本日終値

コラボス <3908>  4,140円  +700 円 (+20.4%) ストップ高   本日終値

串カツ田中 <3547>  4,545円  +700 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値

など、12銘柄

●ストップ安銘柄

杉村倉庫 <9307>  2,050円  -500 円 (-19.6%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

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