注目銘柄ダイジェスト(前場):アルテHD、千代化建、ネクステージなど

市況
2018年1月26日 12時04分

千代化建<6366>:1050円(+104円)

大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も650円から1200円に引き上げている。主力のLNG関連の受注環境が改善に向かう可能性が高まってきたことや、大型案件の業績不透明感の払拭などから、株価は今後の業績回復を織り込む局面に入ったと考えている。来期営業利益は87億円と黒字転換、再来期は127億円までの拡大を想定へ。

ネクステージ<3186>:1004円(+85円)

大幅続伸。いちよし証券がレーティングを新規に「A」、フェアバリューを1300円としていることが評価材料とされている。いちよし証券では、中古車販売事業における販売効率の持続的な改善と新規出店によるシェア拡大で、高い利益成長が継続すると評価しているもよう。18.11期営業利益は前期比32%増の46億円を予想し、会社計画の38億円を大きく上回るとみている。

IIJ<3774>:2421円(+140円)

大幅続伸。仮想通貨などデジタル通貨の取引・決済を行う金融サービス事業に参入すると発表、期待材料視される展開になっている。伊藤忠や野村HD、三菱東京UFJなどと合弁会社「ディーカレット」を設立、18年度下期から「デジタル通貨交換サービス」、「デジタル通貨を利用した決済サービス」を開始する計画のようだ。多くの主要企業が出資をすることで、事業の拡大が想定される形にもなっている。

Gオイスター<3224>:1222円(+80円)

一時1380円まで急伸。コンサルティング会社Tryfundsの100%子会社であるTRYFUNDS INVESTMENTと業務提携契約を、またTRYFUNDS INVESTMENTが運営する投資ファンドと資本提携契約を締結し、当該ファンドを割当先として新株式を発行すると発表している。新株式数は115万4500株で、発行済株式総数の73.3%に相当する。調達資金の手取概算額は約7.95億円となり、Tryfundsの支援のもと経営再建を図る。

ナノキャリア<4571>:1114円(-111円)

大幅続落。東証が信用取引に関する臨時措置を実施している。本日売買分から委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(同20%)とした。同社株価はバイオ株物色の流れに乗って年初から大きく上昇し、1月24日に昨年来高値1337円を付けていた。

アルテHD<2406>:1056円( - )

ストップ高買い気配。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は2月28日。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大及び株式の流動性向上を図ることを目的としている。前日終値ベースの最低投資金額(1単元=100株)は9万600円だった。

ブライトパス<4594>:898円(+41円)

大幅に3日続伸。東京大学アイソトープ総合センター、東京大学先端科学技術研究センター、神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンターと完全個別化がんワクチン療法に用いる新規ネオアンチゲン同定法の開発を目的とする共同研究契約を締結したと発表している。正確な遺伝子変異解析に質量分析を組み合わせることによって、がんワクチンとして用いるネオアンチゲンの同定精度を大きく高めることを目指すという。

《ST》

提供:フィスコ

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