5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」 21社 【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2018年1月26日 19時30分

上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では約100銘柄が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、割安を見分ける基準として実績PBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を割りこみ、かつ予想PER(株価収益率)が東証1部平均の17.5倍を下回る、低PBR・低PER銘柄に注目してみた。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)実績PBRが1倍以下、(3)予想PERが17倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBR、PERは26日現在)

なお、28日(日)16時00分に「5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  実績  予想

コード 銘柄        金額   PBR   PER

<8713> フィデアHD   20300  0.36   9.7

<8411> みずほFG    21000  0.60   9.7

<2112> 塩水糖      27400  0.93   9.5

<4615> 神東塗      27400  0.51  14.4

<9930> 北沢産      29300  0.61  13.6

<9306> 東陽倉      34000  0.70  16.8

<2768> 双日       36200  0.78   9.1

<9067> 丸運       36800  0.51  13.6

<8524> 北洋銀      37800  0.36  12.6

<9535> 広ガス      37800  0.55  10.7

<8338> 筑波銀      39800  0.47   7.9

<8346> 東邦銀      40000  0.50  13.4

<8291> 日産東HD    40600  0.72   8.2

<8714> 池田泉州HD   42100  0.57  12.0

<6489> 前沢工業     44100  0.53  10.4

<7971> 東リ       44100  0.80  10.3

<5363> TYK      45400  0.76  15.0

<8550> 栃木銀      45400  0.29  11.5

<6853> 共和電      46300  0.89  13.6

<8285> 三谷産業     47300  0.91  15.0

<8103> 明和産      49500  0.67  11.5

※単位はPBR・PERが倍、最低投資金額が円。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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