コナミHDは大幅反落、18年3月期営業利益予想を上方修正も市場予想に届かず失望売り

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2018年2月1日 9時21分

コナミホールディングス<9766>は大幅反落している。1月31日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を2450億円から2400億円(前期比4.4%増)へ下方修正した一方、営業利益を400億円から450億円(同23.8%増)へ、純利益を270億円から290億円(同11.7%増)へ上方修正したが、営業利益で510億円強を見込んでいた市場予想平均に届かないことから失望売りが出ているようだ。

営業利益の上方修正は、デジタルエンタテインメント事業で「実況パワフルプロ野球」や「プロ野球スピリッツA」などのモバイルゲームが堅調に推移したほか、アミューズメント事業で前期に発売した遊技機タイトルが追加受注により好調に推移したことが寄与した。

また、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末配当を5円増額して35円にするとあわせて発表した。年間配当は65円となり、前期実績の58円に対して7円の増配となる予定だ。

なお、同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)決算は、売上高1786億6800万円(前年同期比9.0%増)、営業利益385億3200万円(同30.2%増)、純利益260億3400万円(同26.1%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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