NY株式:NYダウは37ドル高、金利上昇への懸念広がる

市況
2018年2月2日 6時38分

1日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は37.32ドル高の26186.71、ナスダックは25.62ポイント安の7385.86で取引を終了した。昨日のFOMCでの利上げ観測の拡大を嫌気し売りが先行。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、堅調な12月建設支出や1月ISM製造業景況指数が好感されたが、米国債利回りが高止まりしていることへの警戒感から上値の重い展開となった。セクター別では、電気通信サービスや各種金融が上昇する一方で小売や不動産が下落した。

オークションサイトのイーベイ(EBAY)は、同社の決済サービスをペイパル(PYPL)からオランダの同業アディアンに段階的に移行することを発表し大幅上昇。通信大手のAT&T(T)は決算内容が好感され堅調。SNSのフェイスブック(FB)は広告収入の拡大が好感された。一方で、菓子メーカーのハーシー(HSY)は、通期の一株利益見通しが予想を下振れ下落。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は業績不振を受けて、110年余り続いたダウ平均株価の構成銘柄から除外される可能性が浮上し売られた。

ネット小売のアマゾン(AMZN)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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