<動意株・2日>(前引け)=メドレックス、シミックHD、システナ

材料
2018年2月2日 11時37分

メドレックス<4586>=ストップ高。同社は経皮吸収型製剤の技術で優位性を持つ創薬ベンチャー。1日取引終了後に、オキシコドン(中枢性鎮痛薬)テープ剤「MRX-1OXT」の米国における第1相臨床試験の結果が良好だったことを発表した。加えて、「テープ剤の新規な組成物」について米国特許査定の通知を受けた。これが、株価を強く刺激する格好となっている。

シミックホールディングス<2309>=急騰し昨年来高値を更新。時価は13年5月以来4年9カ月ぶりの高値圏にある。製薬会社向けに臨床試験支援を行うが受託事業が好調に推移し業績を押し上げている。同社は1日取引終了後、18年9月期の第1四半期(17年10~12月)連結決算を発表。売上高は166億3700万円(前年同期比8.1%増)と増収を確保し、営業利益は10億1300万円(同2倍)、最終利益は5億4400万円(同2.7倍)と高い伸びを示した。これを手掛かりに短期資金の流入を誘っている。

システナ<2317>=ストップ高で、昨年来高値を更新。同社は1日取引終了後に、18年3月期第3四半期累計(17年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は37億1500万円(前年同期比41.0%増)となり、通期計画44億400万円に対する進捗率は84.4%に達した。また、期末配当を従来計画比4円増額の25円とする方針を示したことも好材料視されているようだ。売上高は389億600万円(同16.8%増)で着地。IoT関連の開発引き合いが旺盛なことを背景にソリューションデザイン事業が伸長したほか、クラウドと絡めたモバイル端末のリプレース案件の増大などでソリューション営業事業も好調だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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