英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英MPCでの政策論議に注目

通貨
2018年2月3日 14時53分

■堅調推移、英国経済の先行き不安はやや後退

先週のポンド・円は堅調推移。原油高継続や英国経済の先行きに対する不安感はやや後退し、リスク回避的なポンド売り・円買いは縮小した。週後半に米ドル・円相場が円安方向に振れたことも対円レートの上昇を促す一因となった。取引レンジ:151円97銭-156円61銭。

■底堅い動きか、英MPCでの政策論議に注目

今週のポンド・円は底堅い動きとなりそうだ。7-8日開催の英中央銀行金融政策委員会(MPC)での政策論議が焦点。現行の金融政策は据え置きの公算だが、声明がタカ派寄りの内容となった場合、ポンド買い・円売りが強まる可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・5日:1月サービス業PMI(予想:54.0、12月:54.2)

・8日:英中央銀行が政策金利発表(政策金利は0.5%で現状維持の予想)

・9日:12月鉱工業生産(前月比予想:-0.9%、11月:+0.4%)

・9日:12月商品貿易収支(11月:-122.31億ポンド)

予想レンジ:154円00銭-158円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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