明日の株式相場見通し=急落の後遺症が尾を引き波乱展開、“下げ過ぎ”との見方も

市況
2018年2月6日 17時30分

あす(7日)の東京株式市場は、きょうの日経平均株価が1000円を超える続急落となった後遺症がある一方で、“下げ過ぎ”との判断による値ごろ感からの押し目買いも想定されることから、引き続き波乱展開となりそうだ。

市場関係者からは「前日の米株式市場で、NYダウ平均株価が過去最大の下落幅となるなど世界同時株安のなか、日経平均株価は下落幅を一時、前日比1603円まで広げた。リスク回避のための持ち高解消の動きが、アルゴリズム取引によって加速した。さらに、ストップロス(損失確定)の売りが、さらに新たなストップロスを誘発する悪循環に陥った。ただ、後場後半に日経平均が500円以上下げ渋ったことや、東証1部の売買代金が5兆円超えの大商いとなったのは明るい材料。ほぼファンダメンタルズを考慮せず、きょうまでの3日続落で1875円も急落したことへの反動もありそうだ」との見方が出ていた。

6日の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが過去最大の下げ幅を記録するなどリスクオフの流れが加速し、全面安商状となった。日経平均株価終値は前日比1071円84銭安の2万1610円24銭と大幅安で3日続落となった。

日程面では、12月の景気動向指数、12月の毎月勤労統計速報値に注目。海外では、1月末の中国外貨準備高が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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