明日の株式相場見通し=海外にらみで神経質な展開、変動幅の大きい状態継続

市況
2018年2月7日 17時16分

あす(8日)の東京株式市場は、米国など海外株式相場や外国為替市場の動向をにらみながらの神経質な展開となりそうだ。ボラティリティーに連動するシステムトレードが続いていることから、株価指数先物主導で変動幅の大きな状態が継続しそうだ。

市場関係者からは「きょうは、米国株頼みの日本株式市場の自主性の無さが露呈する相場となった。前日6日の米株式市場で、NYダウ平均株価が前日比567ドル高と3日ぶりに大幅反発して下げ止まり感が出たことを好感して、東京株式市場も寄り付きから買い先行で、一時前日比743円高まで買い進まれる場面もあった。ただ、アジア株式の伸び悩みや、米株価指数先物が時間外取引で軟調な推移となっていることが嫌気され、後場に入ると上げ幅を大きく縮小する展開となった。市場心理は依然として動揺しやすい状態にある」との見方が出ていた。

7日の東京株式市場は、前日の米国株反発を受けて日経平均株価が一時急反騰したものの、後場は急速に伸び悩み小幅プラス圏で引けた。日経平均株価終値は、前日比35円13銭高の2万1645円37銭と4日ぶり小幅反発した。東証1部の売買代金は、4兆5260億円の大商いとなった。

日程面では、12月の国際収支、1月の景気ウォッチャー調査、1月の都心オフィス空室率に注目。海外では、中国1月の貿易統計、北朝鮮の朝鮮人民軍創建70周年が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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