サンコーテクノ---3Q増収増益、ファスニング事業が引き続き順調に推移

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2018年2月13日 12時12分

サンコーテクノ<3435>は9日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.9%増の116.75億円、営業利益が同1.9%増の7.47億円、経常利益が同1.9%増の7.56億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.7%増の5.01億円となった。

ファスニング事業の売上高は前年同期比7.7%増の91.20億円、セグメント利益は同9.5%増の11.50億円となった。各種設備工事等の需要回復に伴い、主力製品の金属系あと施工アンカーの販売が堅調に推移した。また、耐震工事等の減少により低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底入れしたほか、土木関連を中心に、完成工事高が大幅に増加したことなどから、総じて順調に推移した。

機能材事業の売上高は同7.7%減の25.54億円、セグメント利益は同9.1%減の3.05億円となった。アルコール測定器の販売及び電子基板関連の販売が好調に推移した。一方、電動油圧工具関連は、国内販売が低調に推移した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.2%増の163.00億円、営業利益が同6.7%増の12.00億円、経常利益が同6.3%増の11.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.1%増の8.00億円と期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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