RIZAP-G?--売上収益、営業利益ともに過去最高を達成

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2018年2月14日 20時12分

RIZAPグループ<2928>は14日、2018年3月期第3四半期(2017年4月-2017年12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比50.8%増の991.29億円、営業利益が同1.4%増の81.14億円、税引前利益が同5.9%減の71.13億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同3.0%増の52.33億円となった。

売上収益は6期連続増収、営業利益も5期連続増益で過去最高を達成した。第3四半期までの先行集中投資(70.1億円)によりRIZAP関連事業の成長とグループ会社の再建が進展した。通期業績見通しの達成に向けて、第4四半期も予算を上回る進捗をみせている。

美容・健康関連事業では、RIZAPは、1年更新の健康維持・管理を目的としたプログラム「BMP(ボディマネジメントプログラム)」を開始し、同サービスの契約率が好調に推移した。また、新規事業については、先行投資等による効果が着実に表れている。特にRIZAP GOLFでは前年同期に比べ売上高が5.8倍になるなど大きな成長をみせている。

体型補整用婦人下着の販売業を営むマルコ<9980>は、徹底したコストの見直しによる収益力の強化、テレビやWebなどメディアを活用した新規顧客へのアプローチなどによる集客力の向上など、成長基盤の構築に取り組んだ。

地域密着型無料宅配情報誌株式会社ぱど<4833>は、人材派遣・人材紹介事業もクライアント・求職者双方から多数のオーダーを獲得することができた。

アパレル関連事業では、婦人服を企画、販売する夢展望<3185>は、ブランドの再編に基づいたMD体制及び商品企画体制の強化により、幅広い顧客層の獲得を実現した。

カジュアルウェアを販売するジーンズメイト<7448>は、リブランディング、商品力強化等の取り組みのほか、不採算店の整理、店舗業態の選択と集中等、様々な構造改革を実行した。

住関連ライフスタイル事業では、インテリア、トラベル雑貨等の企画・開発・製造及び販売を行うイデアインターナショナル<3140>は、インテリア商品ブランドが好調に推移し、中でもデザイン性に優位性のある冬物家電が売上を伸ばしたこともあり、売上・利益ともに同社第2四半期としては過去最高となった。

エンターテイメント事業では、フィットネス・ボウリング・シネマ事業等を運営している SDエンターテイメント<4650>は、フィットネス事業への成長投資の加速、並びにGAME事業への勝ち残り戦略の実行など、構造改革投資を積極的に実施した。

2018年3月通期の連結業績予想は、売上収益が前期比57.6%増の1,502.02億円、営業利益が27.4%増の130.10億円、税引前利益が同24.8%増の119.83億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同4.3%増の80.07億円とする期初予想を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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