インタースペース---1Qは営業利益が3.7%増、インターネット広告事業で海外事業の広告取扱高が大きく伸長

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2018年2月15日 18時50分

インタースペース<2122>は13日、2018年9月期第1四半期(17年10-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.7%増の66.41億円、営業利益が同3.7%増の1.94億円、経常利益が同0.6%減の2.02億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.0%減の1.07億円となった。

インターネット広告事業は、主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」においては、昨年度大きく伸長したECカテゴリにおいて「コスメ、サプリメント」などの単品通販商品が好調に推移したものの、広告出稿の予算減少などの影響で前四半期を下回る推移であった一方で、金融カテゴリのFX関連が為替変動の需要により増加したほか、市場で盛り上がりを見せる仮想通貨関連の新しいジャンルへの取り組みを強化した。

また、海外事業は、連結子会社であるインドネシア、タイの両国において昨年度から取組みを開始したLINEポイントとの広告連携により、広告取扱高を大きく伸長させ更なる拡大が期待される。

メディア運営事業は、主力の日本最大級のママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」において、ママに人気のレシピ動画や芸能人コラムなど人気の高いコンテンツの拡充に注力しママ向け情報メディアとしての認知向上に向け注力した。その結果、月間ユニークユーザー数は増加し、タイアップ広告の受注拡大など順調に収益拡大している。また、ネイティブアプリなどを提供するコンテンツ事業は、海外向けに配信している女性向け恋愛カジュアルアプリが引き続きダウンロード数を伸ばし好調に推移した。

親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券の評価損によるものであり、経常利益は前年横ばいに推移している点から、事業進捗は順調に推移しているものと推察できる。

2018年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比8.1%増の300.00億円、営業利益が同7.1%増の11.50億円、経常利益が同10.9%減の11.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.6%減の6.95億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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